ADMIN MENU ≫ | IMAGE | WRITES | ADMIN
チェックリスト? 
2008.05.10.Sat / 04:28 
 参考取材の際に、「モラハラチェックリスト」を依頼された。
 参考取材と私が呼んでいるのは、記者やライターさんが、モラハラなどで記事を書く際に、モラハラに詳しい人間にその内容や特徴、現場のことなどを取材して、自分の言葉を組み立てていく・・・・・その過程に協力する材であり、陰のサポーターとでもいおうか・・・・・。
 ちょっとした考えを述べたり、的確にこの問題について意見を述べてくれそうな専門家さん、活動家さんを提案したり・・・・・。(提案する場合、面識が無い場合もある。どちらかといえば、私が気になっていてその人の意見を聞いてみたいという場合もある(笑))
 私自身が表にたつことはほとんど無い、仕事のようであって仕事ではない作業のこと。
 時々、陰のサポーターの名前が流れ上、記事に出ることもあるにはあるが・・・・・(笑)
 
 今回も、チェックリストが使用されたら、私の名前は出たかもしれないけれどね(笑)
 その依頼された「モラハラチェックリスト」。
 記事の文字数の関係で、使わないことになった。たしかに、チェックリストがない方が、いい記事になりそうな気もする。

 ただ、私は、加害者はこんな人! というチェックリストは必要だとは思っていない一人だ。行動の一つを切り取って、モラオ!と断定することの危険性も感じているから。

 しかし、自分の現状に気づくために、こうしたチェックリストも確かに要るのもわかる。
 Q&Aモラル・ハラスメントでは、執筆者一同、ああでもない、こうでもないとやりとりをして、行動の一つを切り取ってモラハラだ〜とならないようにと、苦心して、Q6に加害者の典型的思考パターン(38ページ)として記したっけと思い出す。
 で、今回もチェックリストかあ、と悩みに悩んだあげく、被害者側の心理を軸に捉えて急遽こさえてみたのだけれど、、、、。
 で、使われないってことで、悩みに悩んで、(とはいえ短時間でつくったものなので不十分ではあろうが)作ったときの前後の文章と、そのリストをブログに貼り付けておこうと思う(笑)

 何かを頼まれたとき、必ず、前後やりとりをしたり、前後に何かを書き加える私。
 それが、記事を書かれる人の何かヒントになればなあ、と。
 (お金にならない)こんなことに、たっぷり時間をかける私。貧乏暇なしなのも、うなずけるよね・・・・・忙しい、忙しいと年中つぶやいている癖に貧乏・・・・・(笑)
 貧乏人なのだから、仕事や収入につながることを本当はもっとしていかなければいけないんだけど(T.T)
 でもまあ、これもまた、私にとって有意義で楽しい時間であるのも正直なところ。

 さて、使用されることが無くなったチェックリストとその前後の雑文。
 興味のある方は、どうぞ・・・・・(苦笑)
 

 
 モラルハラスメント加害者はこんな人! とチェックリスト化することの危うさを感じています。
 加害者となる人は、確かにチェックリスト化したくなるほどに似たような言動をとりますが、こういう行動をするからモラハラである!というものではなく、モラハラとは、そうした行動をすることによって、自分の心の問題や自分で解決していかなければならない葛藤を処理している。相手を葛藤処理のゴミ箱のように使う、自分のために相手を支配し、操作しようとするということがその行動にしっかりとある ことを指します。いわば、アルコール依存や薬物依存のように、その行動に自分の葛藤処理を依存しているということです。
 モラハラ的な言動は、人は時にしでかしてしまいます。多くの人たちが、つい、いらいらして大切な人に当たり散らしてしまった。つい、自分のゆとりのなさから、相手を傷つけるような言動をしてしまったというのに思いあたりはあるはずです。
 心理学者のカールロジャーズでさえ、「防衛のしるしにちがいないのだが、妻の自尊心を傷つけるようなことをしてしまった」、と論文に記載しているほどです。その依存が、固定化してしまって、当たり前になってしまっている。誤った行動であるという認識がすでに無くなってしまっている(病理などで、もとからないひとも確かに含まれますが)ということに問題があるのです。
 チェックリストが必要だとすれば、パートナーがこういう行動をする、よりも、パートナーとの関係から、攻撃を受けている側・被害者が、どんな心理状態に陥っているか、を見極めることのほうが大切ではないでしょうか。

 つまり、攻撃をする人のそうしたモラハラという行為が、支配・操作の力が強く、攻撃を受ける側を知らず知らずにコントロールし、被害者自身が自らを抑圧させてしまうことに問題がある。その視点からのチェックリストです。


 1、パートナーのいうことは、絶対と自分に言い聞かせ、
   たとえ間違っていると思っても、それを言えない。
 2,自分の思いをパートナーに伝えようとすると非常に疲れる。
   いつの間にかあきらめて何も言わなくなってしまった。
 3,パートナーが帰ってくるな、と思ったら、緊張してきて気分が
   重たくなる。
 4,パートナーの機嫌を損なわないように、自分は何でも我慢したり
   遠慮したりしてしまう。機嫌を損なうなら、我慢した方がましだと
   思っている。
 5.自分がどう思うか、より、パートナーがどう思うか、に神経をすり減
   らす。
 6,仕事であっても、やむを得ない事情があっっても、帰宅時間や待ち
   合わせ時間が遅くなって、パートナーが先に待っていると思うとハ
   ラハラする。
 7,自分は楽しかったのに、パートナーが不快そうに見えると、自分も
   楽しくなくなってしまう。
 8,セックスを自分から断ることができない。
 9,パートナーを怒らせないように、機嫌を損なわないようにと、子ども
   の行動まで制限してしまう。



 加害者も、かつては被害者であった・・・・・そういう人たちが実は多いと感じてもいます。
 パートナーの支配を受けて、抑圧している感情は、いつか、連鎖という形で、吹き出てきます。
 母親なら、子どもに支配的、操作的になったり・・・・・(9などは、それがすでに現れてきている)、家庭以外で、パートナーが自分にしているように、自分のゴミ箱となる存在を見いだして、無意識に投げ込んだり。
 そうでなければ、抑圧された感情は吹き出ることさえもできずに、病気になったりと、被害者をむしばんでいきます。自分が、その関係において、どうなっていっているか、を知ることこそ大切なのではないでしょうか。

 感情はしっかり認識し、その感情を自分の責任で処理していく。
 加害者への怒りも、被害者としての抑圧も・・・・・すべてひっくるめて、そうした感情が自分にあることをまず認めていくことが大切。相手がどうのこうの、よりも、自分に目を向けることこそ大切。

 モラハラチェックリスト、だから夫はモラオだ!よりも、自分の感情、自分が感じている違和感を大切にしてほしいのです。
テーマ:モラルハラスメント - ジャンル:心と身体
チェックリスト?へのコメント
----
- from マイコ 2008.05.10.Sat/09:56 * 


>相手がどうのこうの、よりも、自分に目を向けることこそ大切。

本当に大切なことなんだ・・・と思います。
被害者から抜け出す最初の一歩。
惠美さんのこの記事が、どこかに掲載されたらいいなぁと心から思いました。


----
- from とんぴー 2008.05.11.Sun/20:42 * 


1〜9まで花まるですよ↓

DVチェックリストなるものを色々とやってきましたが、主語は当たり前の様に「相手」ばかりでした。
しかし受ける側が「DV」だと思えばそれはDVになってしまいます。
と、いう事は受け止め方にも問題があってもおかしくないと考えられるようになってきました。
「私」が主語のチェックリストから「自分に目を向ける」という発想になれるといいなーと思いました。

相手を責めることは簡単だし一番楽なんですよね。
でも相手のせいにすることはなんの解決にもならない。
自然に自らそう思えるようになるまでには、かなりの時間がかかりました。


----
- from 春 2008.05.11.Sun/23:21 * 


>パートナーのいうことは、絶対と自分に言い聞かせ・・・

自分に言い聞かせてはいませんでしたが、間違っていても言えませんでした。
それを言えば必ず、より酷い経済制裁が待っていたからです。あとは8以外は全部です。
まるで主人に仕える奴隷でしたね。私が加害者になる前に離れる事が出来て本当に良かったと思いました。


--マイコさん、とんびーさん、春さん--
- from 惠美 2008.05.15.Thu/17:25 * 


コメントありがとうございました。

相手がどうの、より、まず自分がどう生きたいか・・・・

それが大切だと、いつも思っています。
これからも、そんな思いを伝えて行けたらと想っています。よろしく!


   非公開コメント  
チェックリスト?へのトラックバック
チェックリスト?のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
月別カレンダー
06 ≪2008/07≫ 08
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近+総 記事
最近のコメント
プロフィール

惠美(旧字体の惠)

Author:惠美(旧字体の惠)
仕事は女性問題のカウンセラー。でも、日々、三人のモラトリアムな子どもたちと、フェレットのサリー、ポメラニアンのメルと格闘するシングルマザーです。(写真の子どもたちは、シングルマザーになった頃の子どもたちです。今ではにくたらしくなりました(笑))
そんな日々のうだうだを綴り続けています。



スカウター : カウンセラーママの日々つれづれ
人気ブログランキング - カウンセラーママの日々つれづれ


 

カテゴリー分けリンク
顔絵文字入力支援
ブログ内検索
 

C-PREVIEW

QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム
占い
BackLinks
回転する犬

CopyRight 2006 カウンセラーママの日々つれづれ All rights reserved.