| Mさんからの手紙 の記事一覧 | ||
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| お願い | |
| 2008.07.08.Tue / 02:38 | |
| このブログ「Mさんからの手紙」並びに、Mさんに関する、私が記載した諸々(意見書含む)を、私的出版などで一切引用、転載、使用されないようにお願いいたします。 [お願い]の続きを読む |
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| 朝日新聞 | |
| 2008.05.06.Tue / 17:26 | |
| 連休最終日の今朝、朝日新聞社会面 シリーズ「追う」にMさんの一件が取り上げられた。 早速、いろいろな方から感想メールもいただいた。 『DV被害者であったということが、彼女の逃げ場になっていて正面から自己分析できていない面がある。理由はどうあれ、彼女は人一人を殺した。その罪に向き合えないと、背景も受け止められないと思うのです』といった、刑務官の言葉を書いた一文に様々な感想が特に届けられたが、 実は私は、この一文に一番納得している一人だ。 [朝日新聞]の続きを読む |
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| Mさんからの手紙12 | |
| 2008.01.31.Thu / 16:47 | |
| 久しぶりに、Mさんからお手紙が届いた。 Mさんにも、「Q&Aモラルハラスメント」が届いたとのこと。そして、もっと早くにこの本を読めていたら、と思う。多くの人にDV、モラハラについて知って貰いたい。この本を読んで貰いたい。自分のような人間が更にでないように・・・・と、私宛の手紙の中にも書かれていた。 時を同じくして、ブログ記事のコメントに、下記のようなケースが書かれていた。 こういちろうさんからのコメント一部引用: 『100%浮気をして「いない」ことの証明を求められるあまり、追い詰められて、妻をなぐってしまった人もいます。』 コメント欄にも、レスをつけたが、改めて・・・・Mさんの手紙の前置きとして・・・・ 内容はコメントと重複するが。。。。。 こういちろうさんお書きの、このケース。妻が、自分の納得欲求、自分の心の問題を押しつけている、と、とれないだろうか? もちろん、じっくり話を聞いてみないことには、このケースに関しては、ここだけでは断言できないが。 じっくり話を聞けば、モラハラのその構造を知っていれば、見えてくることが多くあると思う。 妻側からのモラハラはこのようなケースが多いように思っている。男性からのカウンセリング依頼も増えている中、何をしても何をしなくても不機嫌な妻。自分の思いだけを押しつけ、罪悪感を夫の側にたっぷり塗り込めて、夫を追い詰めていく妻も確かに実存する。(一度浮気をしてしまったのなら、納得させるまで、ちょっとした覚悟はもって貰いたいが、、、、そう、一度失った信用は失うときの何十倍もの時間と努力が要るわけで・・・・。しかし、明らかに病的な思いこみのもと、夫を追い詰めているケースもある。自分の心の課題を相手にありもしない理由をつけて、押しつけるケースである)。 モラハラ被害者は男性にもいる。そして、被害の結果として、たった一度の暴力をふるってしまう人も中にはいる。 追い詰められることで、パニックしてしまうのは、被害者の典型的な心的反応。妻であれば、金切り声を上げたり、ものを夫にぶつけたり、といった、第三者が見ると「妻の方にも問題あり」といった行動に出てしまうことは本の中にも触れた。 とはいえ、「暴力」はやはりいけない。 金切り声を上げたり、相手にものをぶつけたり、暴力をふるってしまいそうになるほどに、自分の心は相手のモラハラで追い詰められていることを知らなければならない。 「Q&Aモラルハラスメント」は、社会的に女性被害者が多いと言うことで、女性読者をメインに捉えた表現で書かれているけれど、要は、追い詰められるまでに被害にどっぷり浸っている自分をしっかり自覚し、自分の心がいかにそのモラハラという暴力に苛まれているか気づいて、正しい明日の選択方法を見いだしてほしいという願いを込めて書いているのだ。。。。 が、とはいえ、やはり妻を殴ること・・・・暴力は、やはりふるった側の罪でもある。 被害の結果、追い詰められて夫を殺してしまった彼女たちが罪人(つみびと)であることに変わりないのと同様に。 その暴力を罪を被害の典型的パニックの結果ふるってしまった、犯してしまったとして、そのことを、自分の問題として捉えられるか、自分の持っている弱さ、課題として受け止められるか、が人として重要になってくると思うのです。 被害は被害。罪は罪。 被害の状況、現実を知っていれば、正しい認識と知識があれば、妻を殴るほどに、夫を殺すほどに、追い詰められずとも済んだ人がいる、というのも忘れてはならないこと。そして、だからこそ、正しいDV,モラハラの知識を広めていくことは大切なこと。 たった一度の暴力、たった一度の攻撃をDV、特にモラハラと言う本当の被害者はまずいない、と、書籍の中にも書きました。 それを私たち、加害者被害者に関わることの多い仕事をしているものは、しっかり念頭にいれ、モラハラ構造の中での出来事なのか、否かを見極めていく目をしっかり養わなければならないのだと思います。 少し前に書いた記事にも、DVやモラハラという言葉を利用する人たちも確かに言葉が広がった分増えている、と書きましたが、 広がっているからこそ、専門家が、それを見極める目をしっかり育まなければならないし、専門家に見極めを託す、そんな連携も必要になってくるのでしょう。。。。。 [Mさんからの手紙12]の続きを読む |
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| Mさんからの手紙11 | |
| 2007.11.22.Thu / 12:20 | |
| 私宛の手紙の中に、Mさんのいる拘置所には、DV被害にあっていたらしい女性が非常に多いとあった。本人がそのことに気づいていないことさえあると。 話をしていて、それってDV被害よ、とMさん自身感じることが多いと。 身体的暴力関わらず、精神的、社会的、経済的、性的DV。それらを受けながらも、女性達はマインドコントロールされているかの如くに、彼から離れることが出来ず、精神的に追い詰められ、その果てに、そこに行く行動を起こしてしまう。そしてその背景は一切考慮されず、いわゆる、対応を誤った彼女たちだけが責められることになる。 そんな彼女たちと、今、Mさんは、多くの会話を持っているようです。そして、DVについて拘置所の中で広めているようです。 Mさんは、事件後、DVを知り、拘置所で多くの書物を読み、DVを理解してもらいたいとがんばっている。そのがんばりを見るたびに、彼女が、事件を起こす前にDVを知り、多くの書物を読み、正しい方法でDVから逃れ、正しいサポートを事件を起こす前に受けてくれていたら、と。 だからあなたは、対応を誤らないで欲しい。 自分を傷つけ、追い詰める場所に、わざわざ居続けないで欲しい。 そんなことを思う。 [Mさんからの手紙11]の続きを読む |
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| ・・・・ | |
| 2007.11.11.Sun / 15:43 | |
| 今日、Mさんの二審の判決文が届いた。もちろん情報漏洩ではなく、鑑定・意見書で協力した関係者としてだ。 確かに、うっすらとDVについて認めた表現はあった。確かに、それは大事なことだ。 しかし、やはり、DV被害者女性への理解と姿勢は、一審とさほど変わるものではなく、こんな法曹界で裁かれることの怖さを噛みしめてしまった。 判決の詳細は、Mさんからの手紙にゆだねるとして、、、、、 しみじみ、今回の事件に関わって思う。 どんなに辛くても、苦しくても、罪を犯してはいけない。夫を殺して逃げようとしてはいけない。 正しい方法で、その今から逃げなければならない。 殺すくらいなら、罪を犯すくらいならポンっと何も持たずにその舞台を降りてもいいんだ。この先、いくらでも自分の手で、何もない手に様々なものと持たせてやることは出来る。 判決文を届けてくださったK弁護士(男性)の言葉を紹介させていただこうと思う。 『判決も、DVを少し認め、谷本先生の見立てに近くはなったものの、まだまだ男性の視点という感じが否めませんね。弱いものにあわせず理想的な人間像を前提に量刑をしてしまう(対応を誤った全責任を被告人に被せる)のは嘆かわしい風潮です。弱いものを理解しなければ適切な量刑に繋がるはずもないと、どうして分からないのでしょう』 頭がガチガチの、使い物にならない(失言お許しを)オヤジ検察官、オヤジ裁判長が法曹界をしきっているであろう今、こうした若手弁護士さんに、この先、大いにがんばってもらいたいとしみじみ思う。 |
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| 二審、DV・モラハラ認める。 | |
| 2007.11.01.Thu / 22:18 | |
| 一審では一審の裁判長が「、「生命保険金を狙った計画性の高い犯行で悪質。夫には殺害されるほどの落ち度も見当たらない」としたMさんの判決。 二審での裁判長は、 「最初から生命保険を狙った犯行とは言い切れず、夫の暴力も一因となった」として、懲役20年とした一審地裁判決を破棄し、懲役18年を言い渡したとのこと。 夫の暴力も一因となった、すなわち、DV・モラハラ被害が認められたことは大きい。 DV、モラハラ鑑定・意見書を書いて良かった、と私も少し報われた。 これから、Mさんの本当の罪の償いと罪との闘いが始まる。 |
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| Mさんからの手紙10 | |
| 2007.10.16.Tue / 15:39 | |
| このところ、一気に朝晩が冷えるようになってきた。 拘置所で、Mさんはどうしているかしら、と思いながら事務所に来たら、ちょうどMさんからの手紙がポストに入っていた。 はじめて、「Mさんからの手紙」を読まれる方は、まず、これまでのMさんからの手紙シリーズを日付の古い順から読んでいただけたらと思う。 冷暖房のない(来年あたりは入るらしいとMさんの手紙にもあったが)小さな部屋で、寒さが心にこたえないように、そんなことを願わずにはいられない。 Mさんの手紙にもあるが、ある宗教団体のシスターさんが、モラハラ被害者の女性をMさんとの面会に導いたそうだ。 Mさんと面会をした女性には、きっと意味ある一日になっただろうが、Mさんにとってはどうだったのだろう。Mさんの心は、その人との面会で癒されただろうか? 力を得ることができたのだろうか? シスターは、Mさんのためになると思われて面会を実現されたのだろうか。それとも、救いたい、「外の女性」のためにMさんの力を借りたのだろうか。 ならば、Mさんの力を借りたこと、Mさんが、Mさんの悩みや思いがその女性に何かもたらしたことを、もっともっとストレートに伝えてあげてくれたらなあ、と願わざるには居られない。 先日、私は手紙で、Mさんのブログにくれる手紙によって、多くの女性がMさんから力を貰っていると告げた。 それは嬉しいことだ。自分にもまだできることがあるのだと思ったとMさんは言ってはくれたのだが、私もそのシスターと同じことをしているのではないか、とふと考え込んでしまった。書くMさんにとっても、読む皆さんにとっても、何か得られる瞬間であってくれたらと・・・・。 そう思うこと自体、おごり以外の何ものでもないのかもしれないが・・・・。 先日、調書漏洩で話題になったある少年事件の本・・・・。 その漏洩元の精神科医が逮捕されたとニュースで報じられていたが、漏洩させた張本人に当たる著者は、社会に公開する意味があるのだ、なぜこのような事件が起こったのか、知る必要があるのだ、と言っているようだが、誰かに何かを伝えるために、誰かを救うために、できることなら「他の誰か」を傷つけることが少ない方法で、あるいは、そのことが、その「他の誰か」にも力を与える方法、そしてそのためにはその「他の誰か」に敬意と感謝の意を伝えることが大切だと。その著者に少年への敬意や伝えることへの感謝が感じられないことが、私を不快にさせる要因なんだろうと、Mさんとの関わりの中でしみじみ感じている私がいる。 [Mさんからの手紙10]の続きを読む |
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| Mさんからの手紙9 | |
| 2007.08.23.Thu / 17:03 | |
| 3ヶ月ぶりにMさんからの手紙が届いた。 はじめて、「Mさんからの手紙」を読まれる方は、まず、これまでのMさんからの手紙シリーズを日付の古い順から読んでいただけたらと思う。 Mさんは、精神的DV、そして性的DV、経済的DVの果て、身体的DVもうけ、周囲の無理解や無知な助言によって、ネットでたまたま出会ってしまった「いらない旦那処分します」という書き込みにすがって、夫を依頼殺人してしまい、現在、拘置所で暮らしている女性である。(マスコミなどでは、保険金殺人として取り上げられ、DVのことに関しては一切触れられていなかった事件である) ひょんなことから、Mさんの拘置所でのカウンセリングと、その結果の「意見書(鑑定書)」を引き受けることになり、私も彼女の裁判に「カウンセラーとして、鑑定者として」参加した。 拘置所の面談室で会ったMさんは、どこにでもいる、子どものことを思い、心配する母親であり、一生懸命家庭を維持しようと努力してきた、ごくごく普通の女性。ごくごく普通の女性が、こうして罪をも犯してしまう。 DV,モラハラの怖さをしみじみ痛感し、そして裁判に参加したことで検察側、裁判長のDVへの無理解など、法曹界の現実に触れ、このままではいけない、と私に強く思わせた一件でもあった。 私がモラハラをテーマにした本の執筆に参加することに、強い意味を見いだしたのも、この一件があってのことだと感じている。 そのMさんから、控訴した、といった手紙の後、ずいぶんお手紙が来なかったし、私も引っ越しや執筆作業の追い込みなどでお手紙を出すこともできないまま、今に至ったのだが。 お手紙が届かなかった期間、Mさんも、いろいろ揺れる思いがあったようだ。 私宛の手紙の中にも、Mさんの揺れ動いた思いが綴られていて、それが痛いほど伝わってきた。 しかし、Mさんの手紙は、Mさんの気づかないところで多くの人を支えていると私は感じている。 当カウンセリングルームに来られるクライアントさんの中にも、このブログを読んでくださっている方がいて、当然Mさんの手紙も読まれている。 そうした方の中には、追い込まれ、追い詰められ、Mさんがかつて抱いたような「夫が死んでくれたらいいのに」という思いにおそわれる方もいらっしゃるのだ。そんな時「Mさんのことを思い出す」と・・・・。 モラハラやDVを知らずに、追い詰められ、夫を殺してしまったMさんは、拘置所の中で、あれはモラハラだった、DVだったと知ることになった。しかし、「私たちはモラハラを知っている。Mさんを知っている」と。 モラハラ被害者であっても、夫を殺してしまったら、Mさんは殺人というものを犯した加害者だ。その加害行為を肯定はしてはいけない。が、その背景に悲惨な問題があったことは無視してはいけない。 Mさんも手紙の中で書かれているように、第二、第三のMさんを出さないために・・・・。Mさんにも、この先していくことがこうしてあるのだ、と。 Mさんが、今をしっかり生きれるために、Mさんの手紙は、届く限り、このブログが存在する限り、掲載していきたいと思っている。 そして、そのことが、多くの人に、何かもたらすことを信じている。 Mさんの手紙は、無断転載、無断引用をしないでください。よろしくお願いいたします [Mさんからの手紙9]の続きを読む |
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| Mさんからの手紙8 | |
| 2007.05.25.Fri / 12:46 | |
| 控訴審に向かっているMさんから、手紙が届いた。 控訴審を引き受ける弁護士さんが誰になるか、で、控訴審の内容も大きく変わってくると思うのだが、今の段階で、なにやらごちゃごちゃしているらしい。 Mさんの手紙に書かれている弁護士さんに決まってしまったら、少し、控訴審も内容が変わってしまうかもしれない。罪を軽減するためだけの控訴審は、Mさんも望んでいないことは、伝わってくる。 控訴審、DVを争点に持って行かないと、無意味だ。どうなるか・・・・。 良い方向に流れてくれることを願っている。 Mさんの現時点での揺れる思いが手紙からも伝わってくる。 そして、また、「そこにいる理由を必死で作り、同居し続けたMさん」が迎えてしまった「最悪の結末」。「最悪の心の爆発」。それをしてしまったMさんだからこその、現在のDV、モラハラ被害者への言葉が、手紙から伝わってくる。 現時点で、いろいろな言い訳、そこにいる理由を作って、今を守り続けようとしているあなたは、本当に、それで、その言い訳で、あなたらしい明日が作れるのだろうか? じっくり、今を見つめ、正しい勇気を持ってほしい。 [Mさんからの手紙8]の続きを読む |
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| Mさんからの手紙7・・・・あれ(判決)から一ヶ月・・・・ | |
| 2007.04.10.Tue / 03:49 | |
| 彼女の罪を許してあげてほしい。彼女はDV被害の果てに、追い詰められて、このようなことをしたのだ、DVという酷い目にあったかわいそうなひとなのだ、と言いたくて、彼女の手紙を掲載しているわけでは決してない。 どれだけ追い詰められようと、どれだけ酷い目に遭おうとも、人を殺めたという行為は許されるものではない。 ただ、人を殺めた彼女の行為を「酷い」と認めると同様に、人の心を殺めた「DV」の罪も同等に認めるべきではないのか、と。 しかし、彼女の裁判は、彼女を裁いた裁判長は、それを一切認めなかった。 それを認め、防止に努めていかない限り、第二、第三の彼女は生まれるだろう。 そして、正しい報道の必要性を噛みしめる。 報道で、DVが背後にあったらしい、とふれていたものは、私の知る限り、ほとんど無い。ネットニュースの一つに、DVを弁護側は主張したが、裁判官は認めなかったと記載されてあったものを私は一つ見つけただけだった。 報道によれば、実行犯も、彼女と出会わなければ、こんな罪を犯さなかったのだから、被害者である。と、報じているものもあるようだ。確かに、検察官も裁判でそのように言っていたっけ、と思い出す。 しかし、「要らない旦那消去します」とネットの掲示板に書き込みし、お金目的に、見知らぬ人を刺し殺すことが出来る「男」が、なぜ被害者なのか? そんなことを平気で言ってのけられるのか、と。そんな思いがどうしてもわき起こってきてしまう。 もちろん、実行犯の男性のほとんどを知らない私に、ここで彼のことを語ることはできないが、報道は、マスコミは、許され、知り得た少ない情報だけで、「勧善懲悪」。その権利が我々にもある、とばかりに、悪人を作り、悪人を責めるために、ゆがんだ報道を平気でするのだ、ということを、この事件に関わって、しみじみ学んだ。 せめて、ここでだけでも、事件の背景にDVがあった。DVが人の心をこれほどまでに追い詰めるということ。 (とはいえ、裁判長の名前こそ明記しましたが、事件の詳細には、事件の被害者が父親であり、加害者が母親である、そしてそのことに心を痛めているお子さんがいらっしゃるということもあり、未だ触れていませんが。) そして、報道というものの実際。 まったく、正しい報道が成されていない。報道とはそういうものなのだということ。 そして、裁判という場の実際も・・・・。 裁判の場でさえ、すでに用意された脚本通りに話が進むべきデータしか表に出されない。。。。ということ。そんなことが、起こりうる、当たり外れの世界であること。 しかし、それは、正しい裁きをしてくれるという幻想を抱いている私たち一般人に裁判というものに、幻滅と不信感を感じさせることでもあるが、その幻滅と不信感を、言葉にすることで、何かが変わると信じるしかないのだろう。 そして、何よりも、DVが人の心を追い詰め、そして、追い詰められた人が何に出会うかによって、こんなにも人生が変わってしまうのだ。何に出会い、何を活用するかで、人はこんなにも、簡単に一線を越えてしまうことも起こりえるのだ、ということを伝えたい、そう思っている。 一人でも、多くの人が、知らず知らずに追い詰められているその心を自覚し、より健全な場所へ避難すること、より健全な資源を活用することを願う私がいる。 あなたの心のコップの水があふれてしまわないように、健全な友人を、健全なコミュニティーを、健全なカウンセリングなどといった社会資源を活用して、あなたらしさを失う前に、正しい場所へと移動してほしいと心から願う私がいる。 そして・・・・、一線を越えてしまった彼女だけが見る世界。感じる世界。感じていく世界。 その彼女だけが振り返って見える、見直せる世界を、心を、届けていくことが、彼女と、そして彼女の文章にふれる人に何かもたらすのではないかと感じている。 [Mさんからの手紙7・・・・あれ(判決)から一ヶ月・・・・]の続きを読む |
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